はじめに
はじめにまず軽い自己紹介とこのブログを始めるきっかけ、動機付けみたいなことを話させて頂きます。
ブログ主は現在関東圏の大学に通学する21歳学部生です。ジジェクについては3年ほど前から著書を読み始め、それなりの著数を読みこなしたかとは思います。特別彼に思い入れがあったり政治的にコミットしているわけではないのですが、僕が思想の世界に足を踏み入れるきっかけになったのは彼のおかげです。
ジジェクの本は既にその多くが邦訳済みで、日本では相当数のファンがいるかと思います。とはいえ、未だにジジェクを専門に邦訳しているサイトというのは無い(はず)です。そもそも対象を一人に絞った翻訳サイトというのが大変珍しいと思うので(そんなのはクルーグマンくらいじゃないかな)当たり前なんですが。
幸いジジェクは世界の様々なメディアに記事を掲載している人なので、翻訳のネタには事欠かないですね。相当古い時事ネタ(ユーロ設立やイラク戦争の頃の記事だったり)を扱うことにもなるかと思いますがご了承ください。あとは、YouTubeなどの動画サイトにアップロードされているものも同様に邦訳して行く予定です。
【ブログ主のジジェク本読書歴】
『大義を忘れるな』
『暴力-6つの斜めからの省察』
『ラカンはこう読め!』
『厄介なる主体――政治的存在論の空虚な中心(1・2)』
『否定的なもののもとへの滞留──カント、ヘーゲル、イデオロギー批判』
『斜めから見る──大衆文化を通してラカン理論へ』
『イデオロギーの崇高な対象』
『人権と国家――世界の本質をめぐる考察』
『スラヴォイ・ジジェク (シリーズ現代思想ガイドブック)』
『The Pervert's Guide to Cinema』
『Žižek!』